リーンスタートアップ, エリックリース,日経BP,2012

デザインシンキングイノベーションに関心のある人たちに、是非とも読んでもらいたい「リーンスタートアップ
 
無駄のない企業プロセスでイノベーションを生み出す、というサブタイトルで出されているリーンスタートアップは、イノベーション・スタートアップ周りでよく聞くようになった今更聞けない各種用語の出所でもあり、MVP(必要最小限の製品)ピボット(方向転換)などが多くの事例とともに解説される。
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資本の世界史, ウルリケ・ヘルマン, 太田出版, 2015.

ドイツ発ベストセラーの資本主義を考えるための必読書、という帯に興味惹かれ手に取って読んでみた。経済や金融をもっと理解したいけれどもどこから手をつけたらいいのかわからないという人に教科書としておすすめしたい。

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落合陽一, 日本進化論, SB Creative, 2019.

落合陽一さんを数ヶ月前に初めて知った。たまたま読んだ対談に関心を持ったのがきっかけだったが、その対談で語られていた「縮小する社会」(←あ、もうそのセリフを公メディアで言っていいんだ!)に関心を持ち、未来図を描いているという本書日本進化論を読んでみることにした。

提唱している『ポリテック』という言葉は、正直何を示しているのかすぐには分からず意味を理解するのに時間がかかる。けれども、テクノロジーでどのように今の社会課題に取り組めるかを考えることが重要であるという点は大いに賛成するところ。議論されている多くの項目はよく見知った課題であったし、解決策も見知ったものが多いように感じた。ただ、より一般に周知していくこと、わかりやすく噛み砕いて統計などを示しながら伝えていくことの重要性は軽視されるべきではない。

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いま君に伝えたいお金の話, 村上世彰, 2018.

著者である村上世彰さんのインタビューを偶然読んでから、この人のことがとっても気になっている。村上ファンドが叩かれたことは記憶に残っていて、でも何がいけなかったのかわからずに、なんか良くないことをした人なんだろうなと漠然と考えていた。そんな時に見つけた「いま君に伝えたいお金の話」は子供向けの本ではあるけれども、(お金の教育を受けずに今)大人である私にとってとても良い入門書だった。お金にちょっと不安を感じている全ての人にオススメしたい。

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電通と博報堂は何をしているのか. 中川淳一郎, 星海社, 2017

ちょっと電通博報堂が気になっていた時に偶然見つけた本、電通と博報堂は何をしているのか (星海社新書)。あまり私が知りたいことは書いてなくてその意味ではがっかりだったし、予想外に二つの会社に同情を感じることになってしまった(いやー、本当に働いている人たちにとっていい会社なんだな!)。野次馬根性で読むのはいいかもしれないけれども、恨みがあってどうにか敵討ちをしたいとか、秘密を知りたいと思ったらあまり読む意味ない。

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