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永井紗耶子, 広岡浅子という生き方, 洋泉社, 2015.

広岡浅子という生き方、この書籍、現在のNHKの朝ドラの主人公の話だ。おそらく、ドラマ放映のタイミングで出版された背景本なんだろう。ドラマ自体は、たまたま日本に帰国した時に、親がつけているから一緒に数回見たのみだけれども、今、日本では、それなりに人気の番組だと聞く。偶然見たのが、本書でもなんども言及されている炭鉱へ一人乗り込んでいったというくだりのところだった。

昨今日本では、女性の社会進出などが注目されているが、かつて、広岡浅子がおり、市川房枝がおり、村岡花子がいた。彼女たちの影響は今私たちはどう受け継いでいるんだろう?

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永井紗耶子, 横濱王, 小学館, 2015.

横濱王は、大好きな作家の小説、以前にも読んだ帝都東京家族少女の作家ということで手に取ってみた。

時代小説といっても近代の話はそれほど読んだことがなかったのだけれども、今の歴史に大きく繋がるということ、また独特な国際化が進んでいた時代ということで、この昭和初期は、最近特に関心のある時代でもある。

読んだ結果?

静かに熱い原三溪という人に惚れた。この原三溪という人がどのような経緯で、懐の大きな人に育ったのだろうか。

筆者には、語り手である瀬田や原にフォーカスして深みを加えてもらってもう一筆...お願いしたい。

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佐宗邦威, 21世紀のビジネスデザイン思考が必要な理由, クロスメディアパブリッシング, 2015.

21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由は、 著者が知り合いで、ビジネス書ランキング上に食い込んだという評をたまたま日本に帰国した際に聞いて、読んでみようと思った。実際、日本語でデザイン思考やコンセプト創出の教科書的な書籍を探していて、その参考になれば良いと考えてみてみたとも言える。

目次の「第6章 デザイン思考は幸せに生きるためのライフスタイル」というところにも興味があった。

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永井紗耶子, 帝都東京華族少女, 幻冬舎文庫, 2015.

帝都東京華族少女 (幻冬舎文庫) は、著者が高校時代の友人であったことから、ちょっと読んでみようかなという軽い気持ちで読み始めた。

結果、良かった!読み物として秀逸。手にとって読んでみて損はない。知り合いだから高く評価したいのかなって自分でも考えてみたけれども、そうではない。本当に良かった。

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ジェイミー, Fifty Shades of Grey, 2015.

スウェーデン人のエマちゃんに進められて読んだFifity Shades of Greyの映画版、フィフティ・シェイズ・オブ・グレイDVD。映像化が難しい作品だとはわかっていたものの、原作のゾクゾクするような感覚がうまく表現されておらず、残念。 とても、清純なストーリになっていて、重要なPlay Roomでのシーンなども官能的になってない...。

ジェームズ・J・ヘックマン, 幼児教育の経済学, 東洋経済新報社, 2015

幼児教育の経済学は、最近の私のテーマでもある乳児、幼児教育に関して、より明確な指針を与えてくれるのではないかと思い購入したもの。特に書評などを確認せずに購入した。

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渡邊恵太, 融けるデザイン, 株式会社ビーエヌエヌ新社, 2015

融けるデザイン ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論の渡邊恵太さんを知ったのは、渡邊さんが、高校生の頃執筆したレポートを拝読したのがきっかけ。それ以来、慶應義塾藤沢に進学され、そのまま慶応で研究者を続けられていた。気になるHCI研究者のうちの一人である。

HCI研究をされている方は、融けるデザイン ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論をぜひ一読されるのが良いと思う。また、おそらく本書は、技術やインタラクション周りに関心のある一般へ向けて書かれたものであると思われ、本来であれば、技術主導のサービスや製品を作るIT,ICT業界の方が読んでくださると、新しい発見があるのではないか。

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