幼児教育

胎児のはなし 最相葉月 (著), 増崎英明 (著) ミシマ社. 2019.

本、胎児のはなしは、新聞の書評などをみて、興味を持って購入、読了。

海猫沢めろん. キッズファイヤー・ドットコム. 講談社. 2017

荻上チキのセッションでゲストとしてきていた海猫沢めろんさんのキッズファイヤー・ドットコム。あ、この人、男だったんだと言うちょっと意外性が影響して、トークをきちんと聞いたのがきっかけで、読んでみた。 文中に描かれている近未来の政策をみてると、…

澤渡 夏代ブラント,デンマークの子育て・人育ち,大月書店,2005.

デンマークの子育て・人育ち―「人が資源」の福祉社会は、今までにも紹介した各種デンマーク関連本の一つとして積み上げていた本。いわゆるデンマーク礼賛本の一つなのだけれど、読書後の後味が爽快なのは単に私の意識的なものだろうか。 興味深いと思った点 …

リンダ・グレキン、方向オンチな女たち、メディアファクトリー、2001.

方向オンチな女たちは、なぜ道に迷うのか、なぜ真逆に進んでしまうのか、なぜ地下から地上に出てきた人が直ぐに方向を認知できるのか、という私の長年の疑問に答えてくれるかもしれない...そんな気持ちで読み始めました。方向感覚が無い人にはもちろん、方向…

産経新聞「新赤ちゃん学」取材班, 赤ちゃん学を知っていますか?―ここまできた新常識, 新潮文庫,2006.

赤ちゃん学を知っていますか?―ここまできた新常識 (新潮文庫) は、子育てに悩む私のような新米母に、判断材料を与えてくれる格好の一冊。子供が誕生してから、次々と目に入る様々な知的玩具や早期教育の情報の波に溺れかけていた私ですが、今後、より適切な…

ミラーニューロンの発見、マルコ・イアコボーニ、ハヤカワ新書Juice、2009

ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (ハヤカワ新書juice)では、2000年あたりから活発になってきたミラーニューロンといわれる神経細胞の動きについて、第一線の科学者が解説してくれています。久々に、時間がかかったけれど、それだ…

子育てハッピーアドバイス 明橋大二 万年堂出版

友人から紹介されたこの子育てハッピーアドバイス。3巻まで出ているようです。 子育てのアドバイスなのだけれど、人の話を聞くことや、しかるときの注意等は、子供相手でなくても通用するアドバイスなんじゃない?人の話を良く聞くとか、相手の言っているこ…

幼稚園では遅すぎる 井深大 サンマーク出版 2003

0歳教育の最適時期を記した著者による、幼稚園では遅すぎる―人生は三歳までにつくられる!は、 遺伝による子供の能力を否定し、幼児教育の際の環境の重要性に付いて、また心の教育について、述べている作品。私は、遺伝と環境が半々であるという説に賛成であ…

0歳教育の最適時期 井深大 ごま書房 1991

0歳 教育の最適時期 (井深大の幼児教育著作集)は、ソニー創始者の井深大による早期教育についての論。非常に示唆に富む内容です。一般にイメージされる早期教育ではなく、心の教育が必要であると解く。 参考文献等も詳しくどの参考文献も手に取ってみたくな…

澤口俊之 幼児教育と脳 文藝春秋 1999

澤口俊之氏の論については、激しい提案がされているせいか、賛否両論のようである。しかしながら、この幼児教育と脳 (文春新書)は、示唆に富む内容が記されており、一読に値すると考えている。感覚的に必要だと思われる、両親とのふれあいや、乳児期の社会性…