北川達夫

対話というテーマで連載を行なっている記事を読み、興味を持った人です。

自分の、海外デンマークでの生活や仕事を通じて実感として感じたことと非常に重なり合う主張をされていています。自分が言葉にできていない考えを、明確に言葉にしてくれており、更に、十分の考えを強固にすることができているように思います。

主張されているのは、人は結局完全に理解しあうことは不可能。それを知った上で共生していく方法を探すべき、という点、また、価値観の共有を前提とした異文化コミュニケーションではなく、「価値観の共有を前提としないコミュニケーション」が重要である、という点です。これを見事に、「対話」という切り口から説明しています。

北川達夫氏の主張を纏めた記事がいくつもありますが、いくつか偶然発見した興味深いものをピックアップしてみました。
http://d.hatena.ne.jp/hirosuga1005/20100119/1263913256
http://www.note.studiok.biz/article/119963574.html
http://plaza.rakuten.co.jp/butler200701/diary/201001100000/

現在、北川達夫は、フィンランドメソッド及び対話に関しての出版をされています。私が関心があるのは、やはり対話関連本。ニッポンには対話がない―学びとコミュニケーションの再生対話流―未来を生みだすコミュニケーションなどがあります。