胎児のはなし 最相葉月 (著), 増崎英明 (著) ミシマ社. 2019.

本、胎児のはなしは、新聞の書評などをみて、興味を持って購入、読了。

 ただ、予想したほど面白くなかった。会話形態というのが良くなかったんだろうか。確かに新しい医学分野を切り開いた方なのだろうけれども、子供を産み育てている身として、あまり驚きがなかったというか、反発を覚える言及が多々あった。編集者はもしかして男か?

 
増崎先生は、自然の不思議については認めていたり、理論どおり学問通りにはいかないよと言っている一方で、水中出産を全否定していたり、非常に主観的すぎるコメントが散見され、その前に述べられていた経験談や体験談が嘘くさく思えてしまった。
 
これよりも赤ちゃん学を知っていますかとか、そのほか幼児教育関連で読んだ書籍の方が面白いし深い知見を得られたかな。
 
最相さんの書籍は好きで、余計に残念だった。最相さんの書籍は今後も楽しみにしています。