佐宗邦威, 21世紀のビジネスデザイン思考が必要な理由, クロスメディアパブリッシング, 2015.

21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由は、 著者が知り合いで、ビジネス書ランキング上に食い込んだという評をたまたま日本に帰国した際に聞いて、読んでみようと思った。実際、日本語でデザイン思考やコンセプト創出の教科書的な書籍を探していて、その参考になれば良いと考えてみてみたとも言える。

目次の「第6章 デザイン思考は幸せに生きるためのライフスタイル」というところにも興味があった。

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永井紗耶子, 帝都東京華族少女, 幻冬舎文庫, 2015.

帝都東京華族少女 (幻冬舎文庫) は、著者が高校時代の友人であったことから、ちょっと読んでみようかなという軽い気持ちで読み始めた。

結果、良かった!読み物として秀逸。手にとって読んでみて損はない。知り合いだから高く評価したいのかなって自分でも考えてみたけれども、そうではない。本当に良かった。

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ジェイミー, Fifty Shades of Grey, 2015.

スウェーデン人のエマちゃんに進められて読んだFifity Shades of Greyの映画版、フィフティ・シェイズ・オブ・グレイDVD。映像化が難しい作品だとはわかっていたものの、原作のゾクゾクするような感覚がうまく表現されておらず、残念。 とても、清純なストーリになっていて、重要なPlay Roomでのシーンなども官能的になってない...。

ジェームズ・J・ヘックマン, 幼児教育の経済学, 東洋経済新報社, 2015

幼児教育の経済学は、最近の私のテーマでもある乳児、幼児教育に関して、より明確な指針を与えてくれるのではないかと思い購入したもの。特に書評などを確認せずに購入した。

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渡邊恵太, 融けるデザイン, 株式会社ビーエヌエヌ新社, 2015

融けるデザイン ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論の渡邊恵太さんを知ったのは、渡邊さんが、高校生の頃執筆したレポートを拝読したのがきっかけ。それ以来、慶應義塾藤沢に進学され、そのまま慶応で研究者を続けられていた。気になるHCI研究者のうちの一人である。

HCI研究をされている方は、融けるデザイン ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論をぜひ一読されるのが良いと思う。また、おそらく本書は、技術やインタラクション周りに関心のある一般へ向けて書かれたものであると思われ、本来であれば、技術主導のサービスや製品を作るIT,ICT業界の方が読んでくださると、新しい発見があるのではないか。

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アビー・グリフィン、レイモンド・L・プライス、ブルース・A・ボジャック, シリアル・イノベータ「非シリコンバレー型」イノベーションの流儀, プレジデント社, 2014.

シリアル・イノベーター ─ 「非シリコンバレー型」イノベーションの流儀は、知り合いに勧められて購入し積ん読状態になっていたが、自分が最近悩んでいることの答えが見つかるような気がして、最近ようやく読み始め、2日かけて読み終えた。もう少し読み込めば、もうすこし、わかることも出てくるような気がする。

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Esther Perel, Rethinking Infidelity, 浮気についての考察, TED Canada

"Rethinking infidelity ... a talk for anyone who has ever loved"というタイトルのTEDトーク.私は今まで知らなかったがEsther Perelという何度かTEDで話している方のようだ.

Mating in Captivityという書籍も出している.こういった研究が日本でもされているのかは知らないけれど,言っていることがとてもバンラスよく,前向きに生きるためにも必要な知恵を提供してくれた.

www.ted.com

 すごく本質的なことも言っているのだけれど,気になった点を紹介.

hookup, a love story, paid sex, a chat room, a massage with a happy ending.

浮気ってなんのこと?といって,色々挙げてる.そう,旧約聖書だと考えただけで浮気だもの.

Men cheat out of boredom and few of intimacy, women cheat out of loneliness and hunger for intimacy.

一般的な傾向としてというレベルだろうが,きっかけは異なることを男女は理解すべきなんだと思う.

one propel people cross the line, and that some affairs are an attempt to beat back deadness, affairs are way less about sex, and a lot more about desire- Design for attention, desire to feel special. desire to feel important. 

Esther Perelさんは,浮気した,されたからといって,そこで終わりになるわけではないことを主張しており,その後絆が深くなったり,より理解し合える良い関係ができたりするという浮気の利点(?)にも言及されていた.