Det kommer en dag(きっといい日が待っている) <デンマーク映画>

またやっちまった。というのが見はじめてからの正直な感想。もう見るのやめようと、見ながら思い続けて最後まで見てしまう、いつものパターン。デンマークの映画は、ソーシャルリアリズムといわれるジャンルの社会問題を扱った息が詰まるような映画が多く、この映画もその一つ。

 

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 60年代の孤児院にいた兄弟の物語。詳しくは映画を見て欲しいけれども、実際にあった話をつぎはぎして作られた話だという。

戦争を長いこと経験していないデンマークは、映画も戦争時代の苦しい物語はあまりない。物語がないんだと思う。ただ、戦争がなくても、普通の社会においても、弱者苛めがあり、同じぐらい苦しい思いをする、特に子供などの弱者がいつの時代にもいる。

近年、日本の子供が置かれている状況も、ニュースを聞いていて悲しく涙することがあるが、同じようなことが平時のデンマーク社会にもあった。

日本では、「きっと、いい日が待っている」のタイトルで2017年8月に公開だ。

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