Adrienne Mendell、女性(あなた)の知らない7つのルール―男たちのビジネス社会で賢く生きる法、1997.

女性(あなた)の知らない7つのルール―男たちのビジネス社会で賢く生きる法は、勝間和代氏(私も勝間和代氏をかるく紹介しています。)が紹介していて興味を持った本。すべての女性に役に立つとは限らないと思うのだけれど、ビジネスの世界にいる者でなくても、…

Napola

エリート養成機関 ナポラ [DVD]は、ナチス親衛隊養成所の物語。エリート中のエリートを養成する学校だった。

デジタルネイティブが世界を変える (ハードカバー)ドン・タプスコット (著), 栗原 潔 (翻訳) , 2009

デジタルネイティブが世界を変えるは、デジタルネイティブ―次代を変える若者たちの肖像 (生活人新書)、デジタルネイティブの時代にと同様のテーマを扱う一連のDigital Native本の一つです。この本でのデジタルネイティブの定義は、1977年1月以降に誕生として…

石黒浩

じつは、修士時代の研究室の先輩。私が在学していた頃は、石黒氏は既に修了していたので、時期はかぶっていないのですが、セミナーなど事あるごとに研究室に顔を店に来ていたので、知ってた程度。その後、偶然、私が留学していたアメリカの大学に立ち寄った…

天才! 成功する人々の法則、マルコム・グラッドウェル、勝間和代(訳)、講談社,2009.

天才! 成功する人々の法則は、今をときめく勝間和代が翻訳した本として、一躍有名になった本。彼女の翻訳については賛否両論ですが、私は好きです。プロの翻訳家といわれている人の本でも、読みにくいものがある一方で、彼女の翻訳は非常に読みやすく、かつ…

Good, CP Taylor, 2009

ロード・オブ・ザ・リングで、アラゴルン役を演じたViggo Mortensenが、C. P. Taylorの舞台作品の映画化Goodで、ナチス将校を演じている秀作。戦後50年経ち、ナチス=悪の構図ばかりでなく、人間の多面側面を見せるナチス映画が増えている気がします。このGood…

中山美穂、なぜならやさしいまちがあったから、集英社、2009

なぜなら やさしいまちが あったから は、ミポリンこと中山美穂のパリ生活のエッセー集。ふと立ち寄った本屋で、平積みにされていたこの本をふと手に取ってパラパラと読んでみたのをきっかけに、気になって後で購入してしまいました。軽く読めてしまえる点も…

特に新米母が知っておくべきと思う点

1.知的玩具をつかったり早期教育を行う以上に重要なことがある。 今の親は、早期教育にとても熱心であるということは、世界中どこでも同じことのようです。ただ、親とのインタラクションの全く無い早期教育、生活に根ざしていない早期教育の効用は、大いに疑…

産経新聞「新赤ちゃん学」取材班, 赤ちゃん学を知っていますか?―ここまできた新常識, 新潮文庫,2006.

赤ちゃん学を知っていますか?―ここまできた新常識 (新潮文庫) は、子育てに悩む私のような新米母に、判断材料を与えてくれる格好の一冊。子供が誕生してから、次々と目に入る様々な知的玩具や早期教育の情報の波に溺れかけていた私ですが、今後、より適切な…

ミラーニューロンの発見、マルコ・イアコボーニ、ハヤカワ新書Juice、2009

ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (ハヤカワ新書juice)では、2000年あたりから活発になってきたミラーニューロンといわれる神経細胞の動きについて、第一線の科学者が解説してくれています。久々に、時間がかかったけれど、それだ…

効率が10倍アップする新・知的生産術 勝間和代 ダイヤモンド社 2007

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法は、毎度おなじみになってきた勝間和代さんの著作です。毎日の生活において効率を上げるため、知的生産を行うものとして勝間和代さんが行っている細かい工夫が垣間みられます。その他の著作と同…

バブルの物語 ジョンKガルブレイス ダイヤモンド社 2008

出版は08年となっていますが、実際は1991年に翻訳されたものを、タイトルを変えて再出版されたものです。この本に興味を持ったのは、最近お気に入りの「勝間和代」さんが紹介していたから、というのが、正直な理由です。いつもの私だったら,本屋の店頭で、…

勝間和代のインディペンデントな生き方実践ガイド 勝間和代 ディスカバートゥエンティワン 2008

勝間和代さんの書籍については、複数読んできていますが、今回は偶然日本食材店の書棚で発見し、勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド (ディスカヴァー携書 022)をお借りしてきました。(最近、書棚ができて、最新の本がおいてあります。帰ってこ…

パリマルメゾンの森から 近藤誠一 2005

パリ マルメゾンの森から―外交と文化に関する24のエッセイは、現在私が生活をする国、デンマークに昨年2008年に赴任してきた近藤誠一大使の著書。赴任後しばらくしてからお会いする機会があったのですが(小さなデンマークの小さな日本人社会ですから)、柔ら…

Sleuth, A Sony Pictures Classics, 2007

1972年「探偵スルース」のリメイク版。 英国を代表する俳優マイケル・ケインMichael Caineとジュード・ロウJude Lawによる、言葉の掛け合いが見もの。 ストーリもさることながら、英国らしく、エレガントな且つ知的な言い回しに富んだ作品で、こんな風に語彙…

悩む力 姜尚中 集英社新書 2008

悩む力 (集英社新書 444C)は、「悩むこと」を肯定的に捕らえて、悩んで、それでいいのです、ということを読者に示してくれています。夏目漱石、マックス・ウェーバーといった巨人が、同じように悩んでいたということから、「世の中すべて金なのか、何のため…

勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレーム... ビジネス思考法の基本と実践 勝間和代

今をときめく勝間和代の勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践。私が始めて読んだ勝間氏の書籍がこの勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践でした。勝間氏のフレーム思考は、…

勝間和代

私が勝間氏を知ったのは、数年前のことで、まだ彼女の名前は、一部の人たちに知られているに過ぎないときでした。英語本の検索をしていたときに偶然引っかかった彼女のブログのひとつ「CD・テープを聴いて勉強しよう」を知り、勝間氏の考え方、アウトプット…

原丈人 George Hara

大学時代のサークルの先輩。縁があり、一時期Alliance Forumをお手伝いしていたことがあります。その時から、その素敵な志、未来に対する希望を語る姿に心酔していました。当時から、会社は株主(だけ)のものではない、ROEを上げるだけの経営は間違っている、…

天才の時間、竹内薫、NTT出版、2008

天才の時間の内容を一言で、説明すると、"「天才とは、天賦の才ではなく、天が与えた時間をうまく使いこなす才能のことだ」と言うことを論じて"、いる本です。 一つの仕事に集中せざるを得ない時間があり、それを「休暇」「天才の時間」と読んでいるのだけれ…

子育てハッピーアドバイス 明橋大二 万年堂出版

友人から紹介されたこの子育てハッピーアドバイス。3巻まで出ているようです。 子育てのアドバイスなのだけれど、人の話を聞くことや、しかるときの注意等は、子供相手でなくても通用するアドバイスなんじゃない?人の話を良く聞くとか、相手の言っているこ…

幼稚園では遅すぎる 井深大 サンマーク出版 2003

0歳教育の最適時期を記した著者による、幼稚園では遅すぎる―人生は三歳までにつくられる!は、 遺伝による子供の能力を否定し、幼児教育の際の環境の重要性に付いて、また心の教育について、述べている作品。私は、遺伝と環境が半々であるという説に賛成であ…

0歳教育の最適時期 井深大 ごま書房 1991

0歳 教育の最適時期 (井深大の幼児教育著作集)は、ソニー創始者の井深大による早期教育についての論。非常に示唆に富む内容です。一般にイメージされる早期教育ではなく、心の教育が必要であると解く。 参考文献等も詳しくどの参考文献も手に取ってみたくな…

澤口俊之 幼児教育と脳 文藝春秋 1999

澤口俊之氏の論については、激しい提案がされているせいか、賛否両論のようである。しかしながら、この幼児教育と脳 (文春新書)は、示唆に富む内容が記されており、一読に値すると考えている。感覚的に必要だと思われる、両親とのふれあいや、乳児期の社会性…

イングリッシュ・ペイシェント 2002

公開された2002年時に、非常に注目を集めた映画イングリッシュ・ペイシェント。評判がいい映画で、なかなか情緒があり好きだと思っていたけれど、改めて見て、自殺にまで追い込まれてしまったご主人様が逆にかわいそうに思えた。

湖水祭(上・下) 平岩弓枝 文春文庫 1987

白夜の北欧を舞台にしているということで興味引かれて読み始めた湖水祭。一つの日本人の殺人事件から物語が展開し、心の浅黒い登場人物や、一癖も二癖もある登場人物たちが、愛憎劇を繰り広げます。日経新聞の2008年7月の「履歴書」に執筆していた方だったた…

 佐藤優 インテリジェンス人間論 新潮社 2007

佐藤優の著作インテリジェンス人間論は、以前読んだ自壊する帝国と国家の罠が秀逸だったために、興味をもって読んだもの。同一内容のエッセイも多くみられました。その他の佐藤氏の著作は、特に読まなくても同じような内容なのかもしれないと思わされます。…

ビジョナリー・ピープル ジェリー・ポラス等 EIJI Press 2007

1997年に多くの書評が書かれたビジョナリー・ピープル。最初に難を言うのもどうかと思いますが、訳が非常に読みにくいと感じました。しかしながら、言っている内容自体は、非常に示唆に富むものであったと言えます。現代において、「成功」が何を示すかとい…

ライジング・サン 1993

ショーンコネリー主演のライジング・サンは、日本のバブル期、アメリカ経済を凌いでいた時期に作られた、飛ぶ鳥落とす勢いのアメリカ在日本企業で起こった殺人の物語。文庫版ライジング・サン (ハヤカワ文庫NV)も入手可能です。何が面白いって、まだまだ不可…